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医師国家試験に合格し 医学士の「学」の字がとれて 医師になり、研修医として 最初の患者を受け持ちました。お年寄り(68歳)の女性、R.A.(rheumatoid arthritis)(当時の名称は慢性関節リウマチですが、平成18年4月から 関節リウマチと呼称が変更されました。以下、R.A.と示させて頂きます)で、お薬を10年以上服用していて、Lues(ネガティブ[negative]で御座いますし、お読み下さっている方々に影響を お与えすることの無いように 日本語で綴ることを控えさせて頂きましたが、以前 それではわからない と指摘を頂きましたので、日本語も併記させて頂きます。小さく記させて頂きます。梅毒のことで御座います)とPankreaskrebs(独語・膵臓がん[敢えて、平仮名で記させて頂きました])を合併しているターミナル・ケア(terminal care)(終末期介護)の必要な患者さんでありました。リウマチ科に受診していて、内科外来から入院となりました。オーベン(oben)(上級医師のこと・俗称)の指示で、処方されている薬を止めました。
親和性により、自らの身体に患者さんの症状が反映し 現われました。pain(痛み)が強く 関節部位が赤く腫れ、判断も出来かねる状態になりました。(自らの指の写真を添付させて頂きます)

自らの指の写真・側面

自らの指の写真・正面
ダイエットもしてないのに、三か月で、八kgも体重減少しました。
「心身医学標準テキスト」P292(頁)に、「気功法で気感を重視して訓練すると 一時的に気感に対して生体が敏感になるため、例えば、疲労している人や 身体の一部に痛みを持っている人が隣に来ると、自分の身体が妙に疲れたり その人と同じ場所が痛んだりすることがある。このような状態は、気を用いた治療家を目指す者であれば 経過しなければならない一つの段階(以下略)」とあります。
一対一で向かい合っていると、患者さんの訴えが自らの身体に投影するようになり、患者さんの症状に気付くことが出来るようになりました。
名医とは、一所懸命に勉強して、多くの知識を吸収し、確実な診断を下すことが出来る医者のことであると思っていました。
しかして、病いの勉強をしては、一通りの症状を一過性に身体に現わしていました。また、知識があり過ぎると、患者さんを病いに当てはめるおそれがあります。
ところが、患者さんの症状が自分の身体に現われて、診断することが出来る医者がいることを知りました。これなら誤診しません。名医の診断とはそういうことなのか、と体験させて頂きました。
例えば、B.S.T.(bedside teaching)(臨床実習)(現在 母校では B.S.L.[bedside learning]と云い、学部生との話しによると、教えるというよりは 習うという意味が強くなったとの旨で御座います)の頃、眼科で患者さんの検眼をしているとき、患者さんと同様の乱視に 一過性になったことを発見しました。
研修医の頃は、神経内科で 耳鳴りの患者さんが来ると、自分の耳に耳鳴りがするようになり、頭痛の患者さんを前にすると 頭痛になりました。
ものが二重に見えることを、専門用語で複視と云います。複視の患者さんを診療していると、向かい合っている自分の方も 二重に見えるようになる体験をしました。
治療を施して 患者さんの状態が良くなると、投影されていた症状が消えました。(前述の「心身医学標準テキスト」P292[頁]の引用の最後の「一つの段階」とのことに、臨床心理士は「厳しい」と言っていましたが、更に 修行が必要とされる、とのことで御座います)
元・日本医科大学精神神経科助教授(当時の名称)によりますと、待合室に居る患者さんのことが分かったと 助教授の書に記されていました。
東洋医学に望診がありますが、最近では、誠に有り難いことに、クライエント(client)(来談者)が入って来ると わかるようになりました。元・看護婦(当時の名称。現代では 看護師ですね)でも、現役のときは、患者さんが部屋に入って来ただけでわかったとのことです。
ところで、前述のように、患者さんの お薬を止めた以上、替りの治療をしなければならない、と思いました。pain(痛み)は主観的な感覚とされていますが、当然のこと乍ら、患者さんのpain(痛み)は取り除く必要があります。そこで、医療の最前線の医学雑誌とされる“The Lancet ”の“Lancet 1991;338:899-902.”に、「慢性関節リウマチ(前述致しましたように、当時の名称)患者を対象とした1年間の菜食療法に関する比較試験」(下に、ランセット日本語版を掲載します) すなわち R.A.の菜食療法に関する論文を見つけました。受けたpain(痛み)が強いと、正しい判断に差し支えるので、自ら菜食を始めました。
過去に心理的外傷(trauma)があると、pain(痛み)の症状となって、現われることがある。外来診療でも、腰痛(lumbago)の患者さんで経験しました。

The Lancet (ランセット日本語版)
患者さんは先生だと思います。当初から食事を摂取ることが出来ない方でした。三か月以上受け持たせて頂きました。国立Hp.(hospital[ホスピタル]の略です。以下、Hp.と示させて頂きます)では、厚生省(当時の名称。現・厚労省)の指導で、長くて 入院三か月と聞いたことがあります。上司から転院を勧められましたが、患者さんの家族(夫)の強い希望で、入院継続となりました。
御遺族との信頼関係があり、sec.(ゼク)(病理解剖)の許可を得ることが出来ました。
その結果、誠に素晴らしいことには、入院治療により 患者さんにおいて Pankreaskrebs(独語・膵臓がん)が消失(検査においても、生前から腫瘍マーカーが陰性。内視鏡検査で認められず、胸膜部レントゲン検査においても、陰影が認められませんでした。誠に有り難いことであります)している という貴重な臨床体験をさせて頂きました。
故・日本心身医学会・理事長(九州大学名誉教授)には、手紙で、この症例の癌退縮のことを お知らせしました。
この方のことは、23年経過った今でも供養させて頂いております。
東京二十三区在住の年輩の女性の方でも、日本医科大学附属Hp.に受診していて、信仰の力もあり、「癌が消えた」という方がいます。日本医科大学診療録管理室には、その方の放射線写真がある(当時)、とされています。
二年間の臨床研修後、心療内科(当初から、心療内科[心身医学]を志望していましたが、当時、日本心身医学会・理事長の「せめて臨床医学の基礎になる内科は、二年間位がっちり研修して欲しい」との言葉により、学部卒業後 母校の医科大学の内科で研修致しました)に進みましたので、臨床研修の頃よりは、受け持たされた患者さんが若い方々であり、主治医として 患者さんを受け持ってからは、誠に有り難いことに 患者さんは一人も お亡くなりになっていません。但し、看取ることも大切であります。介護では、水差し(薬のみ器)によって、根気よく、スプーン一杯の水を口から注ぐことが大切であると思います。共に、チーム医療を行った看護婦(前述のように、看護師)(既婚)は、百人以上 看取ったとのことでありました。
青年の頃、某・ボランティアのサークルで、生き物を食することにおいては、動物を食することも 植物を食することも同じこと、との話しになりました。
神経細胞を有する生物を食さないため、痛みが和らいだのでありましょうか。
それまで気付かずして肉食したことは、大悲の心を起こさしめんが為と知り、菜食の義しさより、赦しが大切と気が付きました。「赦しの祈り」があります。「医療は神の祈り」とは、名言であると思います。
親友は、「菜食はただしい」と言っています。
菜食の お蔭の今一つのこととして、二年間の臨床研修後、母校の医科大学に実質八年いましたが、動物実験しなくて済みました。
主任教授は、実験動物は決して人間と同一の生体ではなく、そこに 動物実験の根本的誤謬がある、との旨のことを言い乍ら、自ら動物実験をしていました。
動物実験をせずに、大学に在籍出来たことは誠に有り難いことであると思います。大学院に在籍した時期もあります。単位取得満期退学致しましたが、学位取得は適いませんでした。両親から、動物実験しなかったからだ、と言われます。
「一寸の虫にも五分の魂」
釈尊(お釈迦様の尊称)は、水を飲む際に、水を濾して飲んだ、とのことであります。釈尊は、衛生学者であると書かれた本がありましたが、不殺生からのことであるように思われます。
医師は人の生命に関わるので、出来るだけ生き物を殺さないで、生かすようにしたいと思います。
以前から、成る可く蟻を踏まないように歩いていました。最近は、何気なく歩いていることがあっても、気が付いて、振り返って見て、蟻を踏んでいません。誠に、有り難いことであります。「生命への畏敬」という言葉が 心に閃いたとされるアルベルト・シュヴァイツァーは、蟻を逃がしたとのことであります。御皇室では、蚊を手で逐い払うことはしない、と聞いたことがあります。
また、菜食の お蔭のもう一つのこととして、お腹をこわすことがなくなりました。やはり、動物食を摂取らなくなりますと、細菌性やウィルス性の感染症に罹りにくくなるのであると思われます。
動物食を摂取らなくなって、二十三年になります。但し、果物・乾物(昆布、ひじき等の海藻や切り干し大根)は食します。「山に籠ってなら出来るが、仕事をし乍ら・・・」と親友に言われます。新教連(新教育者連盟)(文部科学大臣認可財団法人)支部長(当時)や、同居している父親からは、「仙人」と言われます。
因みに、「仙人」の御馳走は胡麻、と云われています。カルシウム(Ca)は何で摂取っているのか、とよく訊かれるので、胡麻で摂取っていると答えています。
胡麻の お蔭で、カルシウム(Ca)を摂取することが出来ます。これは、「仙人」の智慧なのかもしれません。
自らの身体で、二十三年間、菜食の安全性を試しました。小乗的な菜食が、菜食療法として、大乗的なものになること、このことが悲願であります。
疫学的に、女性に多い(最近では、妊婦さんのような若い女性にもみられるようになって来た、とのことです)とされるR.A.の治療法について、食事療法として、玄米、菜食、そして、笑いの効能が有力であると存じます。胡麻を加えて、玄米はまるごとで完全食であるとのことであります。白米(陳腐な表現でありますが、祖母は、父と度々「白米と書いて粕」と言っていました)を食べる人は、米の良い部分を取って、その栄養を補うために余分におかずを食べている、と女性の講師が言っていました。玄米の自然食で、長年のR.A.が治った、嬉し、と巻頭言に書かれている本があります。米屋で販売されている通常の玄米を頂いています。低農薬栽培の玄米を食べている という人もいます。但し、理想的なのは 無農薬栽培の玄米を頂くことであります。実際には、知人との話しで、農業用水路の上流の畑で 農薬が使われていれば、多雨のとき 農業用水路に 稀釈された農薬が混ざることがあるでしょうから 低農薬栽培の玄米が現実的なのでしょう、とのことで御座いました。
菜食主義と言われることがあります。主義(principle)ではなく、以上のような過程で、菜食に導かれたようで御座います。「こんな お医者さんいない」と、親友や親から言ってもらえます。誠に有り難いことであります。
臨床心理士の卵同志、男女二人の会話によると、完全主義とは、完全になろうとすることであって、知り合いに完全な人がいるとのことであります。
菜食は自然のことのように思われますが、「外国人か日本在住外国人ならともかく、日本人が変人扱いされることなく、菜食を理解してもらうことは難しい」との旨を、更に 親友から聞きました。
西洋では古代ギリシャで発祥し、紀元前六世紀に、ピタゴラス(高校時代の愛称がピタゴラスでありました)が、まずこれを唱えました。これはソクラテスに引き継がれ、プラトンに至って、倫理的な理由と共に健康長寿の法として、菜食主義が説かれるようになりました。
十八世紀以降、ジャン=ジャック・ルソー(仏の思想家・著書「エミール」を要約すると、「自然に還れ」とされています)やレフ・トルストイ(露の小説家)のように 著名な菜食主義者がいます。
東洋で 現に 印度では、多くのヒンドゥー教徒が、これを遵守しています。
また、ジャイナ教徒は 空気中の小さな生物を殺さぬように 白い小さな布切れで口を覆い、僧尼(僧と尼)は、路上の生物を踏まないように 箒帚を手にしているといいます。
土を掘り返して殺生を犯す危険性のある球根類(玉葱のように その植物の生命にかかわる根は食べない との意味もあるとのこと)、馬鈴薯といった芋類 そして 採取にあたって 殺生を伴う危険性の高い蜂蜜等も厳格なジャイナ教徒は口にしない、但し、人参のような 土から引き抜く野菜は食べるということです。
日本でトップとされる某・看護の大学生達に、禅宗の僧侶は 韮 そして 葱(共に、ユリ科の多年生植物)すらも食さないと云われる とのことを話した処 一人の学生が感情的になっていました。そこで、医療において、生姜 そして 茗荷(生姜科の多年生植物)と同様に 身体を温めるので、感冒の予防になる掛け替えのない野菜と そのとき話しました。但し、高校生のとき、某・ボランティアのサークルで 葱(ねぎ)(葱嫌いの人の労を労[ねぎら]うことが出来たら・・・)だけは嫌いという男子がいました。勿論、葱アレルギー(十数年間、日本アレルギー学会員でした)の人のことを考慮する必要があります。
祖父は、感冒のとき 葱味噌を摂取っていました。
同・某・看護の大学生からは、葱を頸に巻くと聞かされました。小学生のとき、母親から 一度だけ試されたことがあります。焼き葱なので、咽喉頭部の保温、更に 葱(アリシン[硫化アリル]も含まれます)特有の刺激的な香気は このアリシンと云われる 揮発性の硫化物とのことなので、皮膚 そして 気道からも吸収されて 効果があるのかもしれません。
中国人気功師と直接話す機会があり、主に 食品から気を補給していますが、植物の中で最も気を発しているのは松と聴いたことがあります。食品として、気を摂取する為に 葱も有力であるのではないか と思われます。親から買い物を依頼され 野菜売り場に行くと、経験的に 葱が一番気を発しているように感じられます。購入してきた葱に触れますと、気が吸収されることが体感出来ます。
因みに、「気功」のことにつきましては、10月14日(火)の「気功」のブログ に書かせて頂きます。
御承知のことであらせられますように、玉葱は、血液をサラサラにする代表的な食品とされています。食べ方も 話しますと、知っている方が多いので 御承知のことであらせられますように、生で食べるのがいいのですが、オニオン・スライス(約30年前 学部生のときに、新入生歓迎会で 先輩から注文品を選んでくれ とのことで、大勢いましたので オニオン・スライスを数皿注文しようと致しましたら 同級生から止められたことがありました。このときの体験が御座います)に致しましても、それ程、生では沢山食べられませんね。そこで、玉葱を切って 暫く置いて 調理致しますと、生で食べたのと 同じ効果があるとされています。
韮 と 水仙の葉は、形態的に区別がつかない植物として有名であります。但し、水仙の葉は 有毒で御座います。
以上、葱、玉葱 そして 韮につきまして、記させて頂きました。
「世界大百科事典」に、「現代では、宗教的理由だけで無く、食肉生産の高コスト性や肥満防止からも菜食が支持されている」とあります。
現代では、牛海綿状脳症(BSE:Bovine Spongiform Encephalopathy)(当時は、俗に狂牛病と言われました)のこともあるから、菜食は、最先端と、義理の兄から言われます。
食肉生産に用いる食料を人に回せば、食料危機はかなりの確率(70%)で回避されるという人もいます。
(某・ボランティアのサークルの青年会員によりますと、「ハンバーガー1 個が、約九m2[平方メートル]の熱帯雨林を消滅させるのに匹敵する[既に、平成57年に、試算として、出されています]」との旨で御座いました)
卵も牛乳も一切の動物性食品を摂取らない完全菜食を ヴェガン(vegan)(食料のみならず、衣料においても、動物製品を身に着けません)と謂い、超純粋派であります。
原則として 外食しません。例外として 完全穀物菜食(ヴェガン・ヴェジタリアン)の店に行くことはありました。当然 禁酒・禁煙で、飲み物は、刺激が強いカフェイン(通常 ヴェガン・ヴェジタリアンは カフェイン飲料を摂取らない、と本に書かれてありました。親友はカフェイン飲料を飲むのは 午後三時迄と言っています)の含まれた飲料ではなくて 水か白湯です。
親友から、食事と血液型の関係について聞かされました。
日本人の約四割を占め 一番多い血液型A型の人は 菜食に向いているようで、胃酸が弱いため 摂取る蛋白質として 植物性蛋白質である大豆がよく、豆腐や納豆などの植物性蛋白質の食事で体調がよくなり、血液型O型の人には 肉がよく、血液型B型の人は 乳製品と肉が適していて、血液型AB型の人は B型の影響で 肉が適しているものの、A型の影響で胃酸が弱いため 板挟み(ジレンマ・dilemma)があるとのことでした。発表されている内容で御座いますね。
血液型AB型の人で、「(沢山の種類の食品を)少しずつ食べたい」と言っている人がいましたので、この血液型の人は食品を少しずつ摂取ったら よいので御座いましょうかね。
因みに、お伝え申し上げますと 筆者は 血液型A型で御座います。
但し、このことを伝えてくれた親友の母親は、この内容に対して、「眉唾」とのことでありました。
ABO式血液型は血液中に含まれている成分のうち、赤血球のごく一部の抗原型の違いに注目した分類に過ぎず、赤血球の型の違いに基づいた血液型だけでも百種類近くも見つかっています。果たして、蛋白質として、何を摂取ったらよいのか、ということと、血液型が関係していることがあるので御座いましょうか。
イマヌエル・カント(独の哲学者)は、純粋理性の批判として、対象こそが認識に従わなければならない、とコペルニクス的転回を示しました。心理学でも、「認知」(去る10月5日【日】のブログ に書かせて頂きました)があります。干支・星座による性格・相性判断同様、血液型のことでも、公表されると、それを目にした読者が影響を受けて、記述してある傾向になっていくことはありそうであるとの旨のことを友人達に話しましたら、誠に有り難いことに 同意してくれました。
どの血液型の人でも、菜食を導入することは出来るには出来るのではないか、と思われます。利点は、薬物療法のように一旦導入されると、減薬し、更に、止めることに根気が必要であるという心配がないということであります。
また、前回のブログ で、母親が近医のリウマチ科に受診していて、付き添っていると お伝え致しました。昨年、母親は、紹介で、最初、市内の公立Hp.のリウマチ科に受診しました。そして、近医に移りました。当初から、リマチル錠100mgを処方されていて、ずっと服用致しておりましたが、下腿が浮腫んで(edema)来ましたので、近医で、アザルフィジンEN錠250mgに変更になりました。リマチル錠には、血漿・蛋白質であるアルブミンが減少する副作用がありまして、血漿中のアルブミンが減少しますと、浸透圧の関係で、毛細血管周囲の組織に水分が浸出し、通常、起床時には、下腿が身体下部にありますので、浮腫んで来るので御座います。この左足の写真を添付致します。

左足の写真
そして、アザルフィジンEN錠250mgを服用して、作用の現われる三週間後に、今度はアザルフィジン錠の副作用として、頸部から背部にかけて、薬疹(二人の主治医も薬剤師も薬疹と認めまして、アタラックス-P[アレルギーを抑える抗ヒスタミン作用のある薬]が処方されました)が現われ、相当な痒み(itching・掻痒感)とのことで御座いました。この写真も添付致します。

頸部から背部への移行部の写真
そこで、近医のリウマチ科で、再度、リマチル錠に変更になりましたが、リマチル錠の重要な基本的注意として、血小板数:10万/μL(マイクロリットル)未満の値を示したときは、投与を中止し、適切な処置を行うこととされています。前回のブログで お伝え致しましたように、母親の血小板数は7万5千/μL(マイクロリットル)で御座います。このことは近医のリウマチ科医にも伝えましたし、薬剤師にも伝えましたが、継続して、今日も、処方されています。
薬剤師によると、抗リウマチ薬として、メトトレキサート(MTX療法)は、更に、遥かに強い薬とのことで御座います。
そして、更に、最近では、近医のリウマチ科医は、注射による生物学的製剤として、トシリズマブ(商品名 アクテムラ)やオレンシアも処方できるから・・・と言います。但し、これらの生物学的製剤が処方されますと、感染症(pneumonia[肺炎]やtuberculosis,T.B.[ツベルクリンは御承知のことであらせられますね。ですから、推測して頂ける英語であると存じ上げます][結核])に気を付けなければなりません。他に、インフリキシマブ(商品名 レミケード)という生物学的製剤もあります。
同・公立Hp.の若い三十歳位のリウマチ科医は初めから、この生物学的製剤を使おうとしていました。
一般に、症状が穏やかなときには、副作用の少ない治療法を選択するということは、お読みの方々にも納得して頂けるのではないか、と存じ上げます。
医科学の大事典に、「穀物に大豆食品をとれば、蛋白質の量 及び 質共に、完全ではないが、大きな欠陥は無いようになる。なお、植物性食品では、カルシウム(Ca)、鉄(Fe)、ビタミンB1(チアミン) 及び B2(リボフラビン)の少ないものが多く、また、ビタミンB12(シアノコバラミン)は全く含まれていない。従って、菜食では、いろいろ多種の食品を摂取ることが大切で、・・・食事の量が多くなるので、子供や老人には適当でない」との旨が書かれてあります。
「若いのに・・・」と言われるが、菜食を始めることが出来るのは、このことから比較的若いうちのみであります。
穀物と大豆食品と両方を摂取することにより、必須アミノ酸が補われるようになります。
米国人の中には、蛋白質として、卵や牛乳を摂取する、例えば、エッグ・ヴェジタリアンが大勢を占めているそうであります。
ビタミンB12(シアノコバラミン)の栄養補助食品を摂取するように言われたことがあります。その際、栄養補助食品は摂取っていない、ビタミンB12(シアノコバラミン)は、知る限り、海苔に含まれている、と答えました。「テレビ番組によると、『味噌汁にふくまれている』と言っていた」とのことでありますが、調べますと、米味噌(白)に含まれていますね。
ビタミン愛(アイ)が大切という人もいます。因みに、実際、ビタミンI(アイ)(ビタミンB7)が提唱された時期がありましたが、この名称は全く使用されていません。
厚生労働省は、一日 三十種類以上の食品を摂取するように指導しています。確かに、多食品を少しずつ摂取することは大切であります。食事の3Sとは、少食・粗食・咀嚼と言う人もいるのでありますから。
菜食にすると、当初、これで大丈夫なのだろうか、と思う時期があります。
昔の僧侶は、このような食事をして、充分に長生きしていました。但し、開かれた環境で生活して、本当に大丈夫なのであろうか、ということを、二十三年間は大丈夫でありましたが、今後、更に 観ていく必要があります。
元・総理大臣は、「変人であると言われているが、(自らのことを)変人(strange/eccentric)ではなく、(extra ordinary)非凡である」と米国で話していました。なお、某・ボランティアのサークルからは、誠に有り難いことに、菜食である人は変人でない と言ってもらえます。
母校の医科大学にも、先輩と後輩で一人ずつ、ヴェジタリアンだった人を知っています。一人は医師で、もう一人は亡くなりました。世界にも、近年では、日本にも ヴェジタリアンの協会が存在します。
因みに、母校には、リウマチ科が独立して存在します。同科の元・教授によりますと、「私が現役でいる間、『R.A.は心配ないdisease(上記の理由で、日本語で綴ることを控えさせて頂きました。diseaseで御座いますから、ease[安楽]の否定形で御座います)である。恐れることはあらず、痛風と同じように、一生コントロールが可能である』と、一度でもよいから、R.A.患者に言ってみたいものである。これが現在の私の切なる願いでもあり、また、夢でもある」とのことでありました。
看護婦(前述のように、看護師)が自ら膝のope.(手術)を受けて、pain(痛み)はとれたが、変形は治らなかった、とのことを、本人から直接聞きました。
親友から、痛風にも菜食療法の効果があるのでは、と言われました。因みに、この親友の義理の父親は美食をし 酒(最近では、痛風の原因となるプリン体がカットされたビールも販売されている旨を伝えました)を飲み、痛風とのことです。確かに 痛風には食事療法が大事でありますが、痛風は お薬でコントロール出来るので 本人が菜食する気になるのは難しいのではないか とその場で伝えた処 黙っていました。菜食を取り入れてもらう為には、真剣さが必要で御座いましょう。
人のホルモンであるにもかかわらず、構造式の単純なカテコール・アミンに、アドレナリンとノルアドレナリンがあります。前者は、感情的に不安(fight)に関与し、後者は、怒り(flight)の感情に関与すると云われます。
アドレナリンは、菜食することによりて上昇し、ノルアドレナリンは、肉食することによって上昇するとされています。前者のホルモンの上昇によりて、日本的な甘えが生まれ、後者のホルモンの上昇によって、アグレッシブ(aggresive)(攻撃的)になり、西洋のスパルタ教育に見られるような、厳しく叱りつける教育に繋がるとのことであります。
古来、平和を好む賢人達が敢えて菜食に徹した理由が現代科学で証明された、とのことであります。
(肉食の人が肉を食べると、一時的に おとなしくなるようであります。オーベン[oben]がそうでありました)
菜食をするようになって、 気付いたことがあります。
すなわち、
水族館に行った際、鰹や秋刀魚といった食用魚が、観賞用として、その泳ぐ姿が美しいと思われるようになりました。
ところで、御承知のように、蚊の雌は、産卵するために動物の血を吸います。雄は、花の蜜を吸います。
また、すずめ蜂に何種類か餌を用意して、どの餌を運ぶかを実験すると、巣から離れた所では、果実を選び、その果実を吸い、巣の近くでは、肉や魚を選び、幼虫の為に、それらを巣に運ぶというテレビ番組が放送されていました。
母校の故・小児科教授が認めた覚え方によりますと、ある基準で、男性は1mg、女性は2mg、そして、妊娠女性は3mgの鉄分が一日に必要であるとのことであります。
一、三十歳以下の人
二、精力の無い人
三、肉体労働者
四、出産を控えた女性
以上の人には、菜食を お勧めしません。
約十年前、山口大学医学部・男子六年生から、「中でも、菜食療法の御論文中にある、『名医とは』に関する実体験を交えた先生の考察には度肝を抜かれ・・・(原文通り)」との手紙を頂きました。また、十数年以上前、親友からは、「よく考察されている」と言われました。誠に有り難いことで御座います。(^O^)
(むすび)
動物実験の根本的誤謬につきましては、前述致しました。
菜食のことは、患者さんの為に、子年生まれで御座いますので、自らをマウス代わりにして、生体実験で試しております。かつて、母校の大学の内科教授からは、自分の身体で 生体実験をおこなうことはたいへんだね、と言われたことが御座います。その言葉を聞いて、自分なりに考えたことは、自分の身体で行う訳で御座いますので、客観的に評価されるためには、工夫が必要である、ということで御座います。
コレステロール(cholesterol)は動物食には含まれていますが、植物には含まれておりません。血液検査を致しますと、総コレステロール(T-cholesterol)は100mg/dl未満で測定不能とのことで御座いました。因みに、総コレステロール(T-cholesterol)の基準値は140~219mg/dlです。
菜食で、二十三年間、生きられることは証明出来ました。
以前は、疫学的に、R.A.(母校には、独立して、リウマチ科がある程の疾患で御座います)は、主に、高齢の女性が罹患する疾患とされていましたが、前述致しましたように、最近では、妊婦さんのような若い女性にもみられるようになって来た、とのことです。
誠に有り難いことに、某・ボランティアのサークルの年輩スタッフからも、高齢者が二十年間生きられれば、充分、ということで御座いました。
但し、前述致しましたように、最近では、若い方々にもみられるようになって来たとのことで御座いますので、二十年間でも、三十年間でも、生きている限りは、それ以上の期間、菜食にして大丈夫ということを証明する必要が御座います。これからも、その期間を伸ばしていこうと思います。
心療内科の学会の理事長の、2回に渡る依頼により、大学を辞して、同・理事長のもとで、心療内科の診療に携わりました。このとき、理事長から、以前、ここで診療していた心療内科医は お薬を処方する前に、必ず自分で服用してみてから、患者さんに処方していた、とのことで御座いました。当然のこと乍ら、通常の人が心療内科で処方される お薬を服用するので御座いますから、フラフラになっていたとのことで御座いました。仮に、お薬を処方するのであれば、「かくありたい!」と思い、更に 菜食療法の生体実験への思いを深く致しました。
同・理事長のもとで 心療内科の診療に携わりました、と お伝え申し上げました。この診療をしているとき、不思議と沢山の薬剤処方をされている患者さんが見えました。慢性的な症状に対して、長く投与されている お薬を、慎重に(精神科で処方されている お薬は、更に慎重に少しずつ減薬する必要があります)少しずつ減薬致しましたら、誠に有り難いことに、副作用として現われている症状がよくなっていきました。お薬を減薬する為には、更に お薬(薬理学)の勉強をする必要がある、と思われました。
食物でも、一つの食品を長い間に亘って、沢山食べていますと、食物アレルギー(前述致しましたように、十数年間、日本アレルギー学会員でした。学会発表では、主に、食物アレルギーを見ていました)になることがあります。例えば、離乳食として、主に、牛乳、卵、そして、小麦を沢山食べ続けていますと、食物アレルギーになることがあるとされています。
但し、「日本書紀」には、「豊葦原の干五百秋の瑞穂の国は、是れ吾が子孫の王たる可き地なり」と書かれてあり、弥生時代から、日本人は、お米を食べて来ました。今でも、年賀状の交換をしている、母校の元・皮膚科主任教授によりますと、日本人が お米でアレルギーになることは無い、と話していました。
現在、R.A.の治療は、ope.(手術)、そして、薬物療法が主流とされていますが、菜食療法が認められれば、第三の治療法として、誠に有り難いことに、人類に貢献出来ることに繋がると信じております。
因みに、独の作曲家で、「三B」の一人と云われるブラームスは、二十年の歳月を掛けて、「交響曲第一番」を完成しました。某・評論家によりますと、この作品の中身を知れば、その二十年間は、決して無駄に過ごされたものではなかったと言える、とのことで御座います。
この文章は十数年以上前に書かせて頂いて、今回、二十三年間という数値(数値は、時が経過した分、数え直しました)、最近の母親の受診のことを挿入させて頂きまして、そして、数年前に書きました(まとめ)に手を加えさせて頂きまして、謹んで公開させて頂きます。
最後になりますが、二十三年間 菜食のことに御理解を頂いた方々 そして 家族に、心より感謝・御礼申し上げます。
仮に、当方亡き後、この「笑いと菜食療法」を引き継いでくれる方がおられますことを心より祈りつつ・・・唯々感謝。(^-^)
(義務教育の方々に 美しい日本語を 正しい読み方で 御覧頂こうと思いまして、当初から 振り仮名を付けております)
本日も、最後 迄 お読み頂き、誠にありがとうございます。唯々感謝。(^-^)