神在祭

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 さて、御承知のように、旧暦の10月を神無月と申します。中世以降の後付けとされていますが、出雲大社に全国の神々が集まって 一年の事を話し合う為に(ため)、出雲以外には神がいなくなるという説があります。古くから 出雲地方では 旧暦の10月は 神様がお(つど)いになられる月ですので、「神在月(かみありづき)」と()われています。出雲大社では、「神在祭(かみありさい)」が開催されます。出雲大社の“神々のお(つど)い”は、今年 すなわち 平成27年は 11月21日(旧暦10月10日)夕刻~11月28日夕刻とされています。丁度(ちょうど) 10年前の今頃 すなわち 平成17年(2005年)11月11日(旧暦10月10日)~12日に、母親と この出雲大社の「神在祭(かみありさい)」に参りました。(ちな)みに、去る3月16日(月)の「納豆」のブログ の冒頭に、

「(前略)母校の、某・理事長に勧められた内科学教室に入局・・・(後略)」と記させて頂きました。医師国家試験が終了し、この入局する直前の 平成3年の春に、母親と 出雲大社に参拝したこともありました。このときは、玉造り温泉に泊まって そこから通いました。なお、去る1月7日(水)の「受験のアドバイス」のブログ に、医師国家試験の勉強法につきまして記させて頂きました。

 出雲大社には、2回 訪れています。出雲大社には、四つの鳥居がありますが、下の写真は 二の鳥居です。

 

出雲大社の二の鳥居

出雲大社の二の鳥居

 

 

 この二の鳥居の近くの旅館に 伝手(つて)がありましたので、予約しようとしましたら、既に 一杯(満室)でした。歌の世界で 有名人が生まれた旅館です。そこで、このときは、J.R.出雲市駅近くのビジネス・ホテル(英語:commercial hotel)に泊まりました。シングル(英語:single)の部屋を二つ(ふたつ) 別々に取りました。

 

J.R.出雲市駅

J.R.出雲市駅

 

 

 そして、ここから、出雲大社(まで) バス(英語:bus)で通いました。バスの所要時間は 約30分であり、片道の運賃は、510円でした。「神在祭(かみありさい)」のときですので、車内は一杯でした。天気は あいにくの雨でしたが、誠に有り難いことに、季節は11月であるものの それ程 寒くはありませんでした。母親も、そう言っていました。誠に有り難いことに、バスの車内で 母親の手助けをしてくれる(かた)が見えましたので、感謝の印として この(かた)の バスの運賃を負担させて頂きました。

 御承知のように、出雲大社の主祭神は 大国主命(おおくにぬしのみこと)です。大国主命(おおくにぬしのみこと)神勅(しんちょく)に従い、葦原中国(あしはらのなかつくに)天照大御神命(あまてらすおおみかみのみこと)に国譲り致します。(ちな)みに、葦原中国(あしはらのなかつくに)とは、高天原(たかあまはら)黄泉(よみ)の国の間にあるとされる世界 すなわち 日本の国土のことであります。すなわち、国津神(くにつかみ) そして 人間が暮らす世界です。

 出雲大社の松の参道を歩いていくと、松並木が終って 銅鳥居(四の鳥居)をくぐる手前右手に「産巣日(むすび)の御神像」という、とても象徴的な神像があります。これは、大国主命(おおくにぬしのみこと)が、幸魂(さちみたま)奇魂(くしみたま)のおかげを頂いて 神性を養われ「産巣日(むすび)の大神」になられたという意味を象徴している像です。大国主命(おおくにぬしのみこと)が抱きかかえている丸い玉は、「幸魂(さちみたま)奇魂(くしみたま)」を象徴する玉です。(ちな)みに、一霊四魂(いちれいしこん)という、心は、天と(つな)がる一霊「直霊(なおひ)」と よっつの魂から成り立つという日本の思想があります。なお、この一霊四魂(いちれいしこん)の最も一般的な解釈は、神や人には 荒魂(あらみたま)和魂(にぎみたま)幸魂(さちみたま)奇魂(くしみたま)の四つの魂があり、それら四魂を直霊(なおひ)という一つ(ひとつ)の霊がコントロール(英語:control)しているということであります。ついながら、さらに 五魂として 精魂くわしみたまは、それらの四魂を統合する働きが あるとされております。ちなみに、下に、これらの写真を掲載致します。

 

大国主命(おおくにぬしのみこと)の銅像

 

大国主命(おおくにぬしのみこと)の銅像

 

「幸魂(さちみたま)・奇魂(くしみたま)」を象徴する玉

 

大国主命(おおくにぬしのみこと) そして 「幸魂(さちみたま)奇魂(くしみたま)」を象徴する玉

 

「幸魂(さちみたま)・奇魂(くしみたま)」を象徴する玉

幸魂(さちみたま)奇魂(くしみたま)」を象徴する玉

 

 

 去る3月30日(月)の「脳の神経細胞の新生」のブログ の上段 そして 去る2月14日(土)の「絵本の影響」のブログの中段やや上に、大国主命(おおくにぬしのみこと)因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)の お話を言及させて頂きましたが、下の写真は、この物語の様子です。「御慈愛の御神像」です。

 

「御慈愛の御神像」・因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)の物語

「御慈愛の御神像」・因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)の物語

 

 

 一般的には、神社では 「二礼二拍手一礼」ですが、出雲大社の正式な参拝作法は 「二礼四拍手一礼」です。

 

出雲大社

 

出雲大社

 

出雲大社

 

 

 また、出雲大社は一般の神社とは異なった本殿の作り(かた) そして 神の(まつ)(かた)になっているのです。

 

拝殿

拝殿

 

菊の花

菊の花

 

 

 ときに、御承知のように、一昨年(おととし) ここ出雲大社 と 伊勢神宮は式年遷宮が行われましたね。去る10月5日(日)の「ボランティア・高尾山登山」 去る1月21日(水)の「ボランティア・高尾山登山・その2」のブログ で、

「(前略)18年間、月二回、日曜日に、・・・ボランティアを、このトップの方々(かたがた)二人(ふたり)に委託されて、(おこな)って参りました。そのボランティアで、過日、子供達と父兄を連れて・・・(後略)」とぉ伝え申し上げました ボランティアのスタッフ(英語:staff)が、この年に行きました。(ちな)みに、去る11月20日(金)の「仏花(菊の花)」のブログ の中段やや下に、伊勢神宮のことを言及させて頂きました。なお、伊勢神宮には、約10年毎に 3回 参拝しました。すなわち、1回目は、昭和57年春に 父親と 伊勢の親戚を訪れる際です。去る9月2日(水)の「アナウンサー」のブログ の冒頭に記させて頂きました親戚のアナウンサーの実家です。2回目は、平成10年正月 去る12月17日(水)の「万年筆」のブログ の冒頭で言及致しました男性友人が social withdrawal(英語)(ネガティブ[英語:negative]で御座(ござ)いますし、お読み下さっている方々(かたがた)に影響をぉ与えすることの無いように、日本語で(つづ)ることを控えさせて頂きましたが、以前、それではわからない、と指摘を頂きましたので、日本語も併記させて頂きます。小さく記させて頂きます。社会的引き()もり のことで御座(ござ)います。以下、social withdrawalと示させて頂きます)で、会社を休んでいたときに 誘われて 同行しました。誠に有り難いことに、この後 このsocial withdrawalであった友人は、会社に復職しました。そして、3回目は、平成14年5月25日~26日に 三重大学で 去る10月13日(火)の「学会合同大会」のブログ に記させて頂きました日本交流分析学会が開催されたときであります。この学会の際、会場の後ろに立っていましたら、製薬会社のプロパー(英語:proper)から 「目立ちすぎている!」から 目立たないように と言われました。同業者と思われたようで御座(ござ)います。

 一霊四魂(いちれいしこん)で、荒魂(あらみたま)のことを前述致しました。伊勢神宮・内宮の境内別宮である荒祭宮(あらまつりのみや)では、天照大御神(あまてらすおおみかみ)荒御魂(あらみたま)(まつ)っています。活動的でパワー(英語:power)のある御魂様ですので、新しい事を始めるときや問題が発生したときにお参りするとよいと言われています。そこで、数年前、甥が事業を始めたときに、この荒祭宮(あらまつりのみや)に参拝するといいと伝えました。(ちな)みに、この荒祭宮(あらまつりのみや)には、参拝したことが御座(ござ)います。

 話を戻しますが、出雲大社・宝物殿には、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)が展示されていました。御承知のように、三種の神器の中の一つ(ひとつ)です。すなわち 11月26日(木)の「診療の出張・1」のブログ の上段、去る11月20日(金)の「仏花(菊の花)」のブログ そして 去る昨年の11月4日(火)の「アレルギーの代替医療(食事療法)」のブログ のそれぞれ中段に 邇邇芸命(ににぎのみこと)の天孫降臨のことを記させて頂きました。三種の神器とは、日本神話におきまして、この天孫降臨のときに 邇邇芸命(ににぎのみこと)天照大御神(あまてらすおおみかみ) から授けられたという 鏡、玉 そして 剣のことです。(ちな)みに、八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)以外の 三種の神器である八咫鏡(やたのかがみ)は、前述の伊勢神宮の内宮に奉安されています。また、皇居の八咫鏡(やたのかがみ)は、宮中賢所(かしこどころ)に安置されています。この皇居の八咫鏡(やたのかがみ)のことは、去る2月23日(月)の「天皇陛下行幸の君恩に(よく)して」のブログ の中段でも言及させて頂きました。ならびに、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)(別名:草薙剣(くさなぎのつるぎ))は、熱田神宮に奉置されています。および、皇居の天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)は、「剣璽(けんじ)の間」に 八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)と共に安置されています。

 なお、現在、この出雲大社・宝物殿は 休館中とのことです。

 

出雲大社・宝物殿の拝観券

 

 

 ところで、出雲と言えば、出雲蕎麦(そば)が名物ですね。なお、去る1月1日(木)の「謹んで新年の御祝詞を申し上げます。(^O^)」のブログ の中段やや上に、

「(前略)蕎麦(そば)は好物でありましたが、このときから、昨日のブログで記させて頂きましたぉ(もち)のように、願を()けて、蕎麦(そば)を頂きますことを(ひか)えさせて頂いております。(後略)」と記させて頂きました。このことにつきまして、前述の 去る1月1日(木)の「謹んで新年の御祝詞を申し上げます。(^O^)」のブログ のコメント1で、誠に有り難いことに、「(前略)おモチやお蕎麦(そば)も、植物性食品であるにも拘わらず、祈りを込めて召し上がらないとは、本当に頭が下がりますm(._.)m!(後略)」と伺いました。それで、母親のみ 蕎麦(そば)屋に入り、当方は 外で待っていました。去る 昨年の12月15日(月)の「さつま芋」のブログ の上段に、

「(前略)これ(10数年前)以降は、誘われても、このような店(蕎麦(そば)屋)でも、外食を(ひか)えるように致しました。(後略)」と記させて頂きましたが、これ以降は 教訓と致しておりました。蕎麦(そば)屋から出て来た母親によりますと、三段重ねの割子蕎麦(わりごそば)を食べた とのことでした。(ちな)みに、蕎麦に関しまして、(そば)去る 昨年の10月16日(木) の「身土不二(しんどふじ)」のブログ の中段やや上に、

「(前略)仏教書にも書かれていて、『身土不二(しんどふじ)』、すなわち、身体(からだ)と土壌とは(ふた)つにあらず、という考え方があります。『身土不二(しんどふじ)』を説明するだけでも、一冊の本になりますが、簡単にぉ伝え申しますと、その土地に住むにあたっては、その土地で()れた野菜を摂取()るのがいい、とする考え方であります。(たと)えば、熱帯で()れた果物(バナナ、パパイヤ、マンゴ、ドリアン、そして、パイナップル等)は、すべて身体(からだ)を冷やします。その反対に、寒い所で栽培される蕎麦(そば)身体(からだ)を温めます。(後略)」と記させて頂きました。また、前述の 去る1月1日(木)の「謹んで新年の御祝詞を申し上げます。(^O^)」のブログ の上段に、

「(前略)蕎麦(そば)にはルチン(英語:rutin)という、効能が言われている物質が含まれています。(後略)」と記させて頂きました。このルチンは 血圧にいいとされていますので、母親には、いいかもしれません。そのルチンは、フィト・ケミカル(英語: phytochemical)である ポリ・フェノール(英語:polyphenol)(抗酸化物質)の代表と言われる(ほど) 最も種類が多いフラボノイド(英語:flavonoid)類の仲間であるフラボノール(英語:flavonol)類の一種であります。すなわち、ルチンは、クェルセチン(英語: quercetin)と同様に フラボノイド配糖体です。このクェルセチンのことは、去る10月11日(日)の「人類に有用な天然の物質」のブログ に記させて頂きました。しかも、そのフィト・ケミカルにつきましては、同じく 去る10月11日(日)の「人類に有用な天然の物質」のブログ去る10月12日(月)の「産土の神社の『例大祭』」のブログ そして 去る10月18日(日)の「フィト・ケミカル」のブログ のそれぞれ中段以降に記させて頂きました。さらに、去る昨年の11月24日(月)の「抗酸化物質」のブログ に、様々(さまざま)な抗酸化物質を記させて頂きました。

 および、去る12月17日(水)の「万年筆」のブログ の冒頭で言及致しました 前述の友人に、細工の施された 編んで作られた容器のぉ土産を買いました。そして、後日 手渡しました。

 次に、出雲大社の西方約1kmの稲佐の浜では、全国の神々をお迎えする古式豊かな「神迎(かみむかえ)神事」が執り行われます。そこで、夕方(まで) 母親と喫茶店で待って それから バスで 稲佐の浜に向かいました。バス停を降りますと、大勢の人達が 稲佐の浜に向かって 行列を作っていました。

 

「神迎(かみむかえ)神事」

神迎(かみむかえ)神事」

 

「神迎(かみむかえ)神事」

神迎(かみむかえ)神事」

 

「神迎(かみむかえ)神事」

神迎(かみむかえ)神事」

 

 

 そして、八百万神(やおよろずのかみ)の行列に付き添って 稲佐の浜から神楽殿(まで) 歩いて お共します。それから、神迎(かみむかえ)神事に引き続き 神楽殿にて斎行される神迎祭があります。(ちな)みに、旧暦10月11日~17日の「神在祭(かみありさい)」の間、(つど)われた 全国各地の神々の宿所となる社が、境内の十九社(じゅうくしゃ)です。なお、夜遅く(まで) ()かりまして、また バスで 宿泊所であるビジネス・ホテルに戻りました。

 往復は、飛行機を用いました。利用した空港は、出雲空港です。なお、復路の機内の窓から デジタル・スチル・カメラ(英語: digital still camera)で 写真を撮影()ろうとしましたら、キャビン・アテンダント(和製英語:cabin attendant)から 大声で怒られました。携帯電話と思ったようです。よって、往路の機内の窓から撮影()った写真を 下に掲載致します。

 

機内の窓からの景色

機内の窓からの景色

 

機内の窓からの景色

機内の窓からの景色

 

 

 (義務教育の方々かたがたに 美しい日本語を 正しい読みかたで 御覧頂こうと思いまして、当初から 振り仮名ふりがなを付けております)

 本日も、最後 まで  お読み頂き、誠にありがとうございます。唯々感謝。(^-^)

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